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花・野菜技術センター場長の独り言

(地独)道総研 花・野菜技術センターの今をお知らせします!

農業は動物との戦い

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農業は動物との戦い

 今年は相次ぐ台風の来襲により農業が大きな打撃を受けました。また、今週に入り
台風16号が九州や四国、本州で猛威を振るい大きな被害を発生させました。
災害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。


 そんな中、長沢農園では幸いにも台風被害は免れましたものの、野生動物による
食害が発生しており、今回はその状況についてご報告をさせていただきます。


 まずは、アライグマによる被害です。
 大事に大事に育てそろそろ食べようかなと思った矢先に、ご覧のとおりペロリと
食べて行ってくれちゃいました。あまりの喰いっぷりの良さに感心してしまうほど
ですが、来年に向け何らかの策を練らなければと考えているところです。

 また、スイートコーンやカボチャも被害にあっていますが、こちらの方はあまりの
無残さにカメラを向けることも忘れてしまい掲載できません。
  
   長沢農園(石狩市)で被害にあったスイカです

 ところで、アライグマ君は特に美味しいことが分かったのでしょう我が農園の
スイカだけ、それも一番良い物を狙い撃ちしてきます。
 アライグマ君は美味しいスイカの見分けや食べ頃が分かるようです? 
 我々人間は、スイカの果実や茎の色などの外観からだけではなかなか判別できない
ことから、開花受精日からの日数や叩いたときの音、さらには非破壊で内部を判断で
きる機械を使って判断します。

 アライグマ君が日数を数えたりスイカを叩いたり、測定器具を持っているわけでは
ないと思われますので、香りなのかそれとも全く違う何らかの要素で判別しているのか、
是非、リサーチしてみたいと思います。でも何せアライグマ君は北アメリカ出身で、
ペットとして日本国内に入り野生化したものですので、英語かインディアンの言葉なら
まだしも日本語は通じないと思われます。
もし、日本語を話せるアライグマ君を見つけたらお知らせ下さい。


 次に、キジによる害です。トマトやナス、スイカなどの果実を突いて回ります。
 キジは日本の国鳥でもありますが、頭を高々と上げ畑中を優々と歩く姿には気品さえ
感じられます。が、本来、北海道に生息するはずのない鳥であり、狩猟用に放たれた
ものが野生化したとのことであります。
 とにかく我が農園に被害を与えられることには我慢できません。なんとか撃退したいと
考えており、良い方法をご存じの方、ご一報下さい。お待ちしております。
  キジ君です
  ちなみにハトが豆鉄砲で驚くならキジには石つぶてと思い「バン」と叫びながら石を
投げつけてみましたが、全く動じる様子がありません。あらかじめご報告いたします。
 また、近所でロケット花火を飛ばす人もいますが、不意にこちらの身近なところで
炸裂する花火の音は、当方の心臓が先に参ってしまう恐れがあります。従って、この案も
不採用とさせていただきます。
 一方、きび団子で言うことを聞かせられないかとも思うのですが、気位が高く
到底言うことを聞きそうにもありません。この案も採用できないと思われます。 
  
 北海道の農業では、従来からキツネやエゾシカなどによる被害が目立っていましたが、
近年、こうした外来生物との戦いも求められるようになってきています。
 人間が持ち込んだ動物の管理や野生化した場合の対応策はしっかり検討していかなけ
ればと考えます。

 
       保育園のお友達がドングリ拾いに訪れてくれました


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プロフィール

HN:
場長 長沢 基
性別:
男性
自己紹介:
名称:地方独立行政法人
   北海道立総合研究機構
    農業研究本部
     花・野菜技術センター
設立:平成8年4月1日
  (道総研:平成22年4月1日)
場所:〒073-0026 滝川市東滝川735
   北緯43°35′、東経141°59′ 
電話:0125-28-2800(代表)
敷地面積:51.8ha
職員数:34名(うち研究職員20名)
役割:花き・野菜の技術開発
   技術の普及・地域に対する技術支援
   農業者・技術者に対する研修

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