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花・野菜技術センター場長の独り言

(地独)道総研 花・野菜技術センターの今をお知らせします!

裸の「いちご」

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裸の「いちご」

新品種の育成は、農業技術開発の華である。
僕はかねがね、そう思っており、本日は、喜び勇んで、品種育成のおおもと、
異なる品種の交配作業を取材してきました。
要するに、K研究員のいちごの交配作業が本格化していると聞き、
禁断のガラス温室に潜り込み、バシャバシャと激写し、素人丸出しの
質問を浴びせてきたと云うことです!!

おもしろかった。
さて、交配作業を簡単に御説明しましょう。
いちごの花はこれです。


きれいでしょう。でもこの状態では、
品種育成上の花粉交配は行えません。
どうしてでしょうか。そうです。
これでは、1つの花の「雄しべ」の花粉が、
同じ花の真ん中にある「雌しべ」に既にくっついているかもしれませんし・・・
あるいは、ミツバチが品種が特定できない花粉を運んできて、「雌しべ」に
すりつけているかもしれません。素性が怪しいのです。

正しい品種交配のためには、テク、テクニックが必要であります。
下に、いちごの「つぼみ」が写っていますね。
  

K主任は、残虐にも、この「つぼみ」を「まっ裸」にして・・・つぅか・・・
「がく」と「雄しべ」をひっぺ剥がし、
ヌードになった「雌しべ」・・・次の写真を見て(まる坊主でしょ)


この丸坊主に開花した「花」(品種を特定)をちぎって持ってきて、
丸坊主の「雌しべ」にグリっとすりつけて、
雌雄の素性のはっきりした交配を完成させるのです。
ですから、その後は、ほかの品種の花粉がかからないよう、
この写真のように、ビニールをかぶせているのです。
すごいでしょう。では、また!!

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プロフィール

HN:
場長 長沢 基
性別:
男性
自己紹介:
名称:地方独立行政法人
   北海道立総合研究機構
    農業研究本部
     花・野菜技術センター
設立:平成8年4月1日
  (道総研:平成22年4月1日)
場所:〒073-0026 滝川市東滝川735
   北緯43°35′、東経141°59′ 
電話:0125-28-2800(代表)
敷地面積:51.8ha
職員数:34名(うち研究職員20名)
役割:花き・野菜の技術開発
   技術の普及・地域に対する技術支援
   農業者・技術者に対する研修

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