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花・野菜技術センター場長の独り言

(地独)道総研 花・野菜技術センターの今をお知らせします!

自然の証(あかし)

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自然の証(あかし)

リオのオリンピッ クやパラリンピックにつづき、ファイターズやコンサドーレの熱く
戦う姿を見ているせいか、今年の夏はまだまだ続きそうな気もしますが季節はもう秋。
 センター内を見回してもクリやナナカマドの実がなり、地面にはドングリやトチの実
が落ちています。
 
     クリの実です         ナナカマドの実です

 ふと林を見ると、自生の「ホップ」を発見。
 ホップは皆さんご存じのとおり、ビールの苦み、香り、泡を出すための大切な原料の
一つですが、もともと日本にあったものではなく観賞用として国内に持ち込まれ、
それが北海道などに自生するようになったと言われています。
 
 林で見つけたホップです  ビール原料は雌の木の花です

 北海道開拓使時代にアメリカから来た技術者が自生するホップを発見し、
北海道でもホップを栽培しビールが作れるのではないかと考えチャレンジしたのが、
北海道でビールづくりが始められたきっかけと言われています。
 岩内町にはホップが発見されたことを記念する碑が建てられていたり、
札幌の大通公園にも綺麗に植栽され見ることができます。明治期からの本道の
産業にとつて重要な作物であり北海道をイメージさせる作物の一つとなっている
とも言えるかもしれません。

 
        札幌の大通公園のホップです

 再びセンター内の林に目を戻すと、群生化している「ニセアカシア」が目に入ってきます。
ニセアカシアもホップと同様、海外から街路樹用の樹木として我が国に持ち込まれ、
札幌の街中の景観を形成している樹木の一つです。また、養蜂業においては初夏の道内
での蜜源として大きな役割があります。
 しかしながら、ニセアカシアは非常に生命力に富み繁殖力が高いことや他の植物をも
巻き込みながら本来の生態系を大きく変えてしまう危険性があると言われています。
現に、道内でも高速道路や郊外の道路などを見ると野生化し群落を作っている
ニセアカシアを目にすることが多いかと思います。
  
       センターの林に生えているニセアカシア

 北海道の生態系と我々の暮らしや産業との関わりについて、動物も植物についても
考える必要があると思っています。少なくとも導入し活用する動植物が本来の生態系に
与える影響を把握し、その数をコントロール必要がある場合には適切な対策を講ずる
必要があると考えます。

札幌市内の北一条通りのアカシア並木

 決して「木が多いことが豊かな自然の証や(アカシヤ)ない!」とか、
「ビールのつまみには明石家(アカシヤ)は要らんが、さんまはいいなぁ」などと
オヤジギャグを言っている場合ではないので、今夜も旨いビールを手に熟考したい
と思います・・・・・とは言え、今日は優勝までのマジックを1とした
ファイターズの大事な一戦。やっぱりビールを片手に応援とします。
 今夜のビール・・・・旨いかどうかは値段やホップの違いではありません。
ファイターズの勝利の一味によって旨さが倍増。私も優勝のビールかけには参加で
きませんが勝利の美酒に酔うつもりであります。

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プロフィール

HN:
場長 長沢 基
性別:
男性
自己紹介:
名称:地方独立行政法人
   北海道立総合研究機構
    農業研究本部
     花・野菜技術センター
設立:平成8年4月1日
  (道総研:平成22年4月1日)
場所:〒073-0026 滝川市東滝川735
   北緯43°35′、東経141°59′ 
電話:0125-28-2800(代表)
敷地面積:51.8ha
職員数:34名(うち研究職員20名)
役割:花き・野菜の技術開発
   技術の普及・地域に対する技術支援
   農業者・技術者に対する研修

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